経理の仕事、短期や在宅でもできる?

経理も、多様な働き方が選べる時代

「働き方改革」やIT活用により、フリーランスやリモートワークなどの新しい働き方が注目を集めています。
経理の仕事はオフィスワークのイメージがありますが、経理の経験やスキルを活かして、また資格試験の勉強をメインにしながらもフレキシブルに働きたいという人も少なからずいることでしょう。
ここでは、経理でも多様な働き方は可能なのかについて、説明していきますね。

実は多い、期間限定の求人

一般企業の経理職ではなかなか短期の仕事はありませんが、会計事務所では、期間限定の求人というのは一定数あります。なぜなら、会計事務所は繁忙期がはっきりしており、その時期だけ働いてほしいという需要があるからです。
繁忙期の具体的な時期は、12月の年末調整から2、3月の確定申告を経て、4、5月の決算業務、税務申告業務までの約6か月間となります。
この時期すべてでなくても、例えば確定申告時期の1、2か月間という求人も多く見られます。
税理士・会計士の資格試験勉強に専念している人や、普段は主婦やフリーランスという人は、こうした期間限定の働き方をうまく活用していることが多いようです。

進む在宅スタッフ活用

最近は、一般企業でもリモートワークを取り入れる企業が増えてきており、クラウドソーシングにより副業や在宅での仕事も身近なものになってきました。経理・会計業界においても、その流れは着実に大きくなっています。
クラウド会計ソフトの普及もそのひとつです。これにより、アクセス権さえ持っていればどこでも会計ソフトを利用できるようになったため、在宅・リモートワークが可能になりました。以前は、会計ソフトはパッケージを購入して特定のパソコンにインストールするというのが普通でした。現在は、クラウド会計ソフトのユーザーは個人事業主や会計事務所が中心ですが、中小企業や大企業でも導入が進んでいます。
もともと、在宅ワークは子育てや介護を担う女性に人気の働き方です。一方、仕事を依頼する側である会計事務所などでは、採用難や増えるスタッフ分の作業スペースの確保が困難などといった理由から、パート・アルバイトから在宅スタッフに切り替える動きも出てきており、経理経験を活かした在宅ワークが叶う機会も増えていくでしょう。

まとめ:自分に合った働き方を選ぼう!

以前からある繁忙期に合わせた期間限定の働き方のほか、現在は在宅スタッフの需要も増えてきています。自分と家族の事情やライフスタイルに合わせた働き方、かつ自身の持つスキルや経験を活かせる働き方を、ぜひ見つけてくださいね!

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