未経験から経理に転職!採用につながる自己PRのポイント

これまでの経験からアピールポイントを見つけ出そう

経理職は専門性が高そうで、未経験からの転職は難しいかも…と思う人もいるでしょう。しかし、実は未経験者を募集している企業も少なくないのです。
そうした企業を見つけることができたら、いざ応募!しかし、悩むのが自己PR。未経験の職種だから、どう自分をアピールしたらいいのかわからない…という人も多いのではないでしょうか。
ここでは経理未経験のあなたのために、採用に結びつく自己PRの作り方を説明していきますね。

経理に求められるスキルと資質とは?

効果的な自己PRを書くために、まずは経理に求められるスキルと資質を知ることが大切です。その上で自分のこれまでのキャリアを棚卸しし、その中から経理に活かせそうなスキルや経験を見つけ出していきましょう。

パソコンスキル

WordやExcelの基本的なスキルがあれば問題ないでしょう。経理ソフトやシステムは企業により導入しているものが異なるため、入社後にOJTで覚えてもらえればよいと考える企業が多いです。

正確さ・地道にこつこつ取り組む姿勢

経理の仕事でもっとも大切なことのひとつは「正確さ」です。企業の大切なお金を扱う経理は、どんな小さなことでも正確さを心がけなければいけません。地道な作業が多くなりますが、ミスが起こらないよう気を配りながらこつこつと取り組む姿勢が大切となります。

コミュニケーション力・調整力

経理の仕事は、経理を担当する一部署で完結するものではありません。正確さや地道さにスポットが当たりがちですが、実は社内の他部署や取引先、外部の税理士や公認会計士などとのやり取りも多い仕事なのです。そのため、採用の際はコミュニケーション力や調整力も重視されるポイントとなります。

まずは簿記2級にチャレンジしよう

未経験から経理への転職を考えているなら、簿記2級の取得をおすすめします。
未経験者採用の場合、資格の有無は問われないことが多いですが、取得しておけば選考の際に有利になる可能性が高くなります。
資格を取得していれば、経理の基礎知識は備えているとみなされますし、経理職に就きたい!という熱意のアピールにもなるからです。
転職活動時にはまだ勉強中の段階で資格が取れていない状態でも、受験の予定があるのであればぜひ自己PRのひとつとして熱意を伝えましょう。

経験職種別、自己PRの作り方

それでは、実際に経験職種別の自己PRポイントの見つけ方をみていきましょう。ここに挙げた職種以外でも、以下の例を参考にして自分なりのアピールポイントを見つけてみてくださいね!

営業の場合

・仕入れ額や在庫調整、利益率などにも目を向け、収支のバランスを意識してきた
・営業を通じて経営全体に視野を広げてきた …など
ただ自分の売上目標を追うだけでなく、利益率や収支の把握など、数字を意識して仕事をしてきた経験があれば大きなアピールポイントとなります。

営業事務・総務の場合

・受発注業務や請求書発行などの業務において、正確さを常に意識してきた
・社内でのやり取りを通じて得たコミュニケーション力・調整力をアピール
・バックオフィス業務に精通している …など
事務系職種は正確さを求められる場面も多くあり、そうした点を経理に必要な資質としてアピールすることができます。また、社内で培ったコミュニケーション力や調整力は、経理としても役立つと認識してもらえるポイントとなるでしょう。

まとめ:資質と熱意をアピールし、転職を成功させよう!

現職からのキャリアチェンジを考える転職者にとって経理は人気の職種であり、未経験採用はライバルも多くなります。
しかし、経理の仕事と求められるスキルや資質をよく理解し、自分の経験の中から適切なアピールポイントを見つけ出すことで、経理への転職成功に近づくことができるでしょう。また、資格取得を目指すなど、熱意を示すことも重要です。
資質と熱意、両方をしっかりとアピールすることで、ぜひ経理への転職を叶えてくださいね。

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