経理の転職、ベストタイミングっていつ?

経理職は求人が集中する時期がある

転職するとなったら、できるだけよい条件・待遇の企業を選びたいですよね。そのためには、求人が多く選択肢が豊富にある時期に転職するのがおすすめです。
求人全般を見ても、採用活動が盛り上がる時期とそうでない時期がありますが、経理職の場合は特にその波が顕著です。経理の仕事は繁忙期がはっきりしており、企業同士の繁忙期が重なりやすいこともあり、求人が集中する時期があります。そのタイミングに合わせて転職活動をすれば、自分に合った企業を見つけやすく、内定へのハードルも低くなります。
それでは、経理の転職に最適な3つの時期について、説明していきますね。

いちばんの狙い目!年度末決算を控えた1〜2月

経理のいちばんの繁忙期は、年度末決算の時期です。日本では3月末決算の企業が多いため、決算業務が集中する4〜5月の人材確保に向けた採用活動が盛んになるのが1〜2月なのです。
繁忙期真っ只中に入社されても、皆が多忙でOJTに付き合うことができません。繁忙期前の教育期間を見越して、決算で慌ただしくなる1〜2か月ほど前に採用できるよう、このタイミングで経理の人材を募集する企業が非常に多いのです。

決算と株主総会が一段落する6月〜7月

決算業務が落ち着き、株主総会の終わった6〜7月も経理求人が多い時期です。半期決算に備えた人材を確保する意味もあり、1〜2月ほどではありませんが、企業の採用意欲は大きくなります。
経理に限らず全般的にも、新年度の慌しさが落ち着き、転職を考える人が実際に動き始めるため、転職市場が活発化する時期です。

1月入社に向けた10〜11月

12月末決算という企業もあることに加え、第3四半期決算で一度慣らしてから、年度末決算で本格的な戦力として活躍してもらいたいという意図を持っている企業の採用意欲が高まる時期です。

人材紹介会社への登録は早めに!

経理への転職を希望している人の多くは、上記のような求人が増えるタイミングを意識して活動しています。より良い条件の求人は競争率が高くなり、同レベルの即戦力同士の競合となれば、まさに早い者勝ちです。
このため、経理として転職を希望しているのであれば、日頃から転職市場の動向をチェックして情報収集を行い、チャンスが来たらすぐ動けるようにしておかなければなりません。
しかし「現職が忙しく情報収集する時間がない…」「未経験からのチャレンジで、どう動けばいいのかわからない…」ということもあるでしょう。そんな人には、いつでも相談に乗り、最新情報を提供してくれる人材紹介会社への登録もおすすめです。求人企業への水面下でのアプローチや待遇面の交渉なども行ってくれる、心強いパートナーとなるでしょう。企業の採用が活発になるタイミングを見越して早めに登録しておけば、いざというときに万全の態勢で動くことができます。

まとめ:求人の多い時期に向けて入念な準備を

転職を成功させるためには、情報収集とアクションを起こすスピードが肝心となります。一度求人が増えるタイミングを逃してしまうと、焦って納得できない転職先に決めてしまったり、次の波を待たなければならなかったりします。
自分がいつの波に乗るかを定め、早い段階からしっかり準備しておくことは、経理の転職においてとても重要だといえるでしょう。

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