スキル 2018.07.02 keirikaikei

経理職でキャリアアップを目指すなら必須資格！日商簿記検定

経理職は、企業の中でも特に専門知識が必要とされています。ほとんどの企業が経理職経験者として中途採用で採用しているケースが多くあります。
そのため、経理職の求人は転職者向けの媒体に多くあります。しかし意外にも経理職経験者だと簿記の資格を持たずとしても経験者のため採用されるケースは多いにあります。または、社内の部署移動により経理未経験で部署移動ということもあるようです。
今回の記事は、特に資格を持たずとしても転職したり部署移動で経理職につけたかた向けに書かせてもらいます。
もし、今後も経理職でキャリアアップを目指したいと考える場合は、やはり簿記検定に挑戦しておいた方が良いでしょう。
こちらの記事では、経理職でキャリアアップを望む場合なぜ簿記検定の資格が必要なのか、簿記検定の級の違いについてそれぞれ説明します。

キャリアアップを考えるなら日商簿記の資格取得がおすすめ

経理職でキャリアアップを考える場合、日商簿記の資格取得がおすすめです。なぜ資格取得がおすすめなのかという理由2つ。

簿記の基本知識を学ぶことができる

日商簿記を3級から順に受けていくことで、会計に必要な基本知識を身につけることができます。特に資格の勉強をせずに経理担当となったかたは、部分的に会計処理を理解することはできるでしょう。
しかし、会計の全体の大きな流れを把握したり決算資料を理解することは難しいと思います。簿記検定の勉強を進めることで経理業務全体の流れを把握することができるようになります。
自分が今担当している業務は、会計処理の大きな流れの中でどの部分を担当しているかも理解できるようになります。また、会計全体の流れを理解できるようになると、今よりもっと経理の仕事を楽しむことができるでしょう。経理職として仕事を続けていくならば簿記の資格を取得することをおすすめします。

転職する際有利になる

経理職で転職する場合は、間違いなく簿記の資格を持っておくと有利になるでしょう。第二新卒や、若い年齢の場合経理に関する資格を持っていなくても転職できたケースもあると思います。しかし年齢が上がることに経理職としての経験と資格の有無が判断基準になるることが多くなります。
理由としては、30代で経理職で転職を考える方のほとんどが経理職での経験が豊富です。
そのため企業は経験だけで判断が難しくなり、「経験プラス資格」になるため資格が必要です。
今すぐに転職は考えていないとしても経理職でのキャリアアップを考えている場合、簿記の資格を取得しておくと転職に有利になるでしょう。

日商簿記の仕組みを詳しく

簿記検定のなかで一番知名度が高いの簿記の資格が「日商簿記検定」です。日商簿記の主催は日本商工会議所。2017年より4級が廃止され、初級が新設された。また直近では出題範囲の全面的な見直しが行い、試験内容が段階的に改定されることが決定しています。試験内容の見直しが実施されたことでより時代に沿った実務に活かせる実践的な試験内容に変更されるようです。

試験の実施概要

試験日程：年3回（6月・11月・2月）
※但し１級は2月の試験は実施されていないため試験の実施は2回となります

費用：1級　7,710円
　　　2級　4,630円
　　　3級　2,800円
　　　初級　2,160円

日商簿記1級

簿記1級では、商業簿記・会計学・工業簿記・原価計算は、1科目ずつ別の試験となります。簿記1級に合格した場合、大卒でなくても税理士の受験資格を手にすることができます。
簿記1級で試験範囲の勉強を一通り終える頃には、仕訳だけでなく簡単な会計基準や法律の理解できるようになります。

試験時間：180分
合格基準：正解率70％以上

日商簿記２級

簿記2級より試験範囲が、商業簿記と工業簿記の2つになります。簿記２級は、経理職で転職する際目安となる資格です。キャリアアップを目指す場合まず最初は簿記2級の取得を目指しましょう。
簿記２級の範囲の勉強を一通り終える頃には財務諸表を読むことが可能になります。工業簿記は一般的に工場で使われる簿記の処理方法。主に工場では原価計算の際用いられます。
試験時間：120分
合格基準：正解率70％以上

日商簿記3級

試験科目は、商業簿記のみとなります。
個人企業のような比較的小規模な商店を例とした問題が出題され、経理担当者以外でも社会人のスキルとして役に立ちます。会社に関するお金の流れの仕組みを理解することができるのが3級の試験範囲。簿記検定を初めて受験するかたは3級から始めると良いでしょう。

試験時間：120分
合格基準：正解率70％以上

日商簿記初級

日商簿記は、ほかの級と違うことはネット方式にて試験が実施されています。初級の試験内容は簿記の用語や複式簿記の仕組みを理解することです。また初級の勉強をすることでこの先の簿記検定となる基礎知識を身につけることができる試験内容となります。

試験時間：40分
合格基準：100点満点で70点以上

まとめ

こちらの記事では、日商簿記検定についてご紹介させていただきました。キャリアアップと一言にいっても社内でキャリアアップをしたい場合と、転職を視野に入れたい場合があります。キャリアを積む方向が経理職であるならばまず簿記検定2級の資格取得を目指すと良いでしょう。

13,469 件のコメント

Commande Viagra Pfizer Thearf cialis on line Reighgrourge Kamagra How Often