仕事と転職活動の両立、どうすればうまくいく?

人材紹介会社を活用するのも一手

漠然と転職を考えている人の中には、「仕事探しに集中したいし、転職するなら会社を辞めてからかな…」と思っている人も実は多いようです。
しかし逆に、実際に転職を決めた人のほとんどは、仕事をしながら転職活動を進めていたという調査結果があります。「ただでさえ仕事で手一杯なのに、この状態で転職活動なんてできそうにない!」と思う人もしれませんね。
今回は、仕事と転職活動を両立するためのコツについて、お話ししていきますね。

 

「退職して転職活動に集中したい!」はNG?

仕事を続けながらの転職活動は確かに大変です。書類作成のための時間の捻出や、面接のスケジューリングに苦労することもあるでしょう。それに、「転職活動だけに集中して短期間で決めたい」「自分は退路を断つ方がうまくいくタイプだから」という人も確かにいるかもしれません。

それでも、転職前に現在の仕事を辞めてしまうことはおすすめできません。離職中の転職活動はリスクが大きいからです。
なかなか内定が出ない、これという仕事が見つからないという状態が長く続いてしまうと、経済的な余裕がなくなってきたり、精神的にも焦りが生じてきたりします。すると、安易に内定に飛びついてしまうなど、結果的に妥協してしまい、後で後悔する…というパターンに陥ってしまうことが多くあるのです。また、離職期間が長引くことで、企業側からの評価が下がってしまうおそれもあります。

 

休日やスキマ時間を有効活用!

仕事と転職活動の両立のカギは、時間の使い方にあります。
求人を探したり、履歴書や職務経歴書を作成したり、面接に備えて企業研究をしたり…と、転職に向けてすべきことは本当にたくさんあります。転職を決めた人の多くは、就業時間後や休日を転職活動に使うのはもちろんのこと、通勤時間やお昼休み、出勤前の朝時間など、スキマ時間も有効活用しています。
転職を決めるまでは、就業時間は集中して残業を減らす、お休みの日の楽しみは少し減らして、転職活動のために使う…などの工夫や意志が必要ですね。

効率的に転職活動を進めるために、人材紹介会社を利用するのもおすすめです。
膨大な求人情報の中から自分に合った案件を探すのは大変ですが、人材紹介会社に依頼すれば、自分の希望条件にあった求人を探してもらえます。求人検索にかける時間を減らすことができれば、その分書類作成や企業研究に時間を割くことができますね。
また、職務経歴書の添削や面接対策、条件交渉などもしてくれます。孤独になりがちな転職活動において、心強いパートナーとなってくれるでしょう。

 

面接が就業時間と重なってしまったら?

基本的に、転職活動における面接は就業時間後に行われるなど、在職中の人は日時を配慮してもらえる場合がほとんどです。しかし、転職活動が佳境に入り、面接が重なってくると、どうしても就業時間中に面接が入ってしまうケースも出てきます。

そうした場合、多くの人は全休・半休など有給休暇をとって対応しています。本来、有給休暇取得の際は理由を伝える義務はありませんが、休みが重なってしまう場合などは「体調不良」「家庭の事情」ということにして切り抜けた、という人も。「転職のための面接で休む」と正直な理由を言うのは難しい職場がほとんどでしょうから、「嘘も方便」と割り切ることも必要なようです。

また、普段は私服勤務という人は、仕事の前後に面接となった場合、面接のためのスーツをどうするか、という問題が出てくるようです。いつもはカジュアルなのに、いきなりスーツで出勤するのは怪しまれる…ということですね。
そういう場合は、割り切って全休を取ったり、スーツをコインロッカーに預けたり、会社や面接先の近くのクリーニング屋にスーツを予め出しておいたり…と、皆さまざまな工夫をしているようです。
仕事をしながらの転職活動では、「希望を叶えるためだから」との割り切りや、ちょっとした立ち回りも必要になってくるのですね。

 

まとめ:できれば仕事は辞めずに転職活動を!

いかがでしたでしょうか?
仕事と転職活動との両立は大変ですが、仕事がない状態で活動することのリスクを考えると、仕事は辞めずに転職活動を進める道をおすすめします。
自分だけで進めるのは大変だと感じるなら、人材紹介会社などのサービスもうまく利用して、スムーズな転職を叶えましょう!

人材紹介会社による転職サポート