経理は「ひとりで黙々とできる」仕事なの?

「人と話すのが苦手だから経理がいい」という人は要注意

お金や数字を扱う仕事であることから、経理は「あまり人と関わらずに黙々と進める仕事」というイメージを持っている人もいるかもしれません。
そうしたイメージのせいか、「人と話すのが苦手だから」「黙々と細かい作業をするのが好きだから」という理由で、経理職に就きたいと考える人もいるようです。
さて、本当に経理の仕事は人と接する機会の少ない仕事なのでしょうか?

 

実はコミュニケーション能力が大切な仕事

経理の仕事は、人と接するかどうかという点からみると「人と接する仕事」「人と話さない仕事」に分けられます。

「人と接する仕事」は、データだけでは判断できないため、関係者に確認をとることが必要な仕事です。例えば、請求書を発行する際は営業部門と、銀行への入金内容が不明な場合は各部門の担当者と、入金額の内訳が不明な場合は顧客 と…など、普段の業務でも多くの人と接する機会があるのです。手形回収などで、顧客の元へ出向く場合もあります。
また、予算策定や決算時も、経理部門だけで仕事が完結するわけではありません。社内の各部門との折衝はどうしても発生しますし、他部門との会議もあるでしょう。

経理は決して、人と話さない仕事ではありません。むしろ、人と接する機会は頻繁に発生する仕事といえるでしょう。

 

「黙々とする」仕事は、どんどんAIに置き換わっていく

経理には「人と話さない仕事」も確かに存在します。伝票入力や、会計システム上の情報だけで完結できる仕事などですね。「経理は黙々とする仕事」というイメージは、こちらの仕事内容から来ているものだと思われます。

しかし今後は、こうした仕事はAIやRPAにとって代わられていくでしょう。RPAとは、Robotic Process Automation(ロボティック・プロセス・オートメーション)のことで、ホワイトカラーの間接業務を自動化するテクノロジーを指します。経理の業務はこうしたテクノロジーと相性が良いため、経理における「人と話さない」仕事の大部分は人間が担当することはなくなっていくと思われます。

そうすると、やはり経理の仕事にはコミュニケーション能力が重要、ということになってきますね。実際の求人においても、経理的なスキルより、コミュニケーションスキルを求められることの方が圧倒的に多いのが実情です。

 

まとめ:ミスマッチを防ぐために、経理の仕事をよく知ろう

いかがでしたか?
人と接するのが本当に苦手であったり、いろんな人と話すのは苦痛というのであれば、残念ながら経理の仕事はおすすめできないということになります。
経理に限らず、ミスマッチを防ぐためには、自分の就きたいと思う職種についてはまずよくリサーチすることが大切です。そのために、このサイトもお役に立てることと思います。経理の仕事に興味がある方は、よろしければ他の記事も参考にしてくださいね。

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