経理のキャリアプラン、あなたはどちら?

「ジェネラリスト」と「スペシャリスト」2つのルート

誰しも、自身のキャリアプランについて考えを巡らせることがあるでしょう。
現在経理として働いている人も、これから経理を目指したいという人も、経理のキャリアプランは気になるところだと思います。
経理のキャリアプランとしては、大きく分けて「ジェネラリスト」と「スペシャリスト」の道があります。
ここでは、この2つのキャリアプランについて説明していきますね。

経理のキャリアプランその1「ジェネラリスト」

将来的に経営に携わりたいと考えているなら、ジェネラリストを目指すとよいでしょう。
ジェネラリストのキャリアパスとは、管理部門の一角をなすという経理の特性を活かし、財務や総務、労務まで視野を広げ、関わっていくことで会社を動かしていくための総合的な力を身に着け、いずれは経営に携わる人材となる道です。
広く管理部門を把握することで会社にとってなくてはならない存在を目指します。ひとつの会社の中で出世をしていきたいと考えている人に向いている道といえるでしょう。
また、経営に関する広い視野を身に着けていくことから、経営コンサルタントなどへ転身できる可能性もあります。

経理のキャリアプランその2「スペシャリスト」

広くさまざまな業務に関わるよりは、経理を極めたい!と考える人には、スペシャリストを目指すことをおすすめします。
スペシャリストのキャリアパスは、経理として専門性を追究し、会社経理のエキスパートとなる道です。簿記・財務諸表作成、財務、税務など、経理の中の各分野を究めていく道もあれば、税理士や公認会計士といった専門資格の取得を目指すという道もあります。
経理のスペシャリストとしてさまざまな企業で経験を積んでいきたい人や、いずれは税理士や会計士として独立したい人に向いているキャリアプランです。

まとめ:日々スキルを磨きながら、将来のビジョンを描こう

経理の仕事に就いてすぐに、ジェネラリストとスペシャリストどちらの道に進むかを決める必要はありません。
若手と言われる20代〜30代前半のうちは、どちらの道も選べるよう、日々の業務を着実にこなしつつ、スキルを磨きましょう。
30代半ば頃になり、リーダーや責任者を任せられるようなフェーズに入ってきたら、将来のビジョンを定め、それに向けた知識の習得や資格取得を目指していくとよいでしょう。
いずれにせよ、経理として歩み始めた最初のうちから将来について考えておくことが大切です。時にはじっくり、自分の将来について考えを深める機会を持ってはいかがでしょうか。

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