スキル 2018.07.17 2018.07.22 keirikaikei

未経験で経理職に転職したい方へ！経理に向いているタイプはどんな人？

未経験で経理職に転職したい方へ！経理に向いているタイプはどんな人？

経理職に転職したいけど、自分が経理に向いているか、向いていないか、わからないと不安に思っている方もいるのではないでしょうか。
経理職は、社内の部署の中でも特に専門的な仕事をしている部署になります。そのため、簿記の知識があったとしても、経理の仕事は、実際に担当にならないとイメージでいない部分もあります。

また、せっかく転職したのに経理に合わなかった時、次の仕事にどう繋げるかとキャリアの繋げ方に悩む方もいるでしょう。
転職後に経理職に向いていなかったと思うことが起きないよう、この記事では、経理職に向きのタイプについてご紹介します。経理職に転職したい方はぜひ参考にしてください。

簿記検定へ挑戦してみる

経理職向きのタイプの人は、どんなタイプ？というご紹介の前に、経理に向いているか、向いていないか、わかりやすい基準になるのが簿記検定です。
簿記検定の試験内容は、経理の仕事で使われる基礎知識です。そして、経理職に就いた後も勉強を続ける必要があります。
そのため、まずは簿記検定に挑戦してみるのがオススメです。簿記検定の勉強に対して拒否反応が出てしまう方は、経理職に向かない人と言えるでしょう。
簿記検定は、経理職の転職の際、必須条件にしている会社も多い資格です。知識的に必要とも言えるのですが、簿記を勉強してみると簿記の向き不向きにより経理職への適性を考え直すことができます。経理職に向いているかとわからず悩んだ時は、簿記検定に挑戦してみると良いでしょう。

経理職向きのタイプはこんな人

経理職に向いているタイプを8つご紹介します。
8つ全てに当てはまる必要はなく、8つの中で特に自分当てはまると思えるものがあると良いと思います。

コミュニケーション能力の高い方

経理職は、黙々と作業をしているイメージがあると思います。しかし、実際は会計事務所や、監査法人、銀行、多部署の方など仕事で関わる人が多いポジションでもあります。
相談を受けたりする場合もあれば、資料の提出などを依頼する場合もあります。
他の部署の人からすると、経理へ提出するものは経費であったり、後回しになりがちな書類です。
後回しにされやすい書類などを、期限内に集め会計処理をするのが経理の重要な仕事になります。
そのため、相手に気持ちよく動いてもらうためにもコミュニケーション能力が欠かせません。

対人折衝力のある方

対人折衝力（たいじんせっしょうりょく）という言葉はご存知でしょうか。漢字の通り、折り合いをつける能力のことです。経理の仕事では、銀行との借入金の交渉や、部署ごとの予算策定まで担当する場合もあります。お金の絡む内容の場面だと、全員が満場一致で納得した結論を導き出すことは難しいでしょう。それは、銀行と会社、他部所と経理部門はお互いの利害が一致していないためです。
銀行と会社の場合、会社は少しでも多くお金を借りたいと思います。しかし、銀行は回収できないリスクを考え会社の希望金額を貸すことはできない。
また社内だと、多部署と経理部門は、部署としては予算が厳しいので下げて欲しいと思うが、経理部としては会社全体の売上目標達成のため必要と考えるなど。
このようなケースの場合正解、不正解と単純に割り切れる内容ではありません。そのため、お互いに妥協点を見つけ、納得して話を進める必要があります。そのため対人折衝力が高い方は、経理担当者に向いています。

黙々と作業ができる方

先に、コミュニケーション能力と対人折衝力について書きました。しかし経理職の8割ぐらいの業務は
黙々と作業する時間となります。特にルーティワークこそが重要な仕事になります。そのため、社外にで出かけるより、社内が好き。できればずっと座ってPCと向き合っていたいと思う方は経理職に向いているでしょう。

学ぶことが好きな方

経理職は、新しいことを学び続ける必要があります。それは、税制改正や、会計処理の変更などがあれば、勉強が必要になるためです。また、経理としてのキャリアが長くなると仕事は会計処理などの業務だけにとどまらず、予算策定や、借入金の返済シュミレーションなど担当が増えます。
簿記２級を取っても勉強から解放されません。そのため、多少なりとも経理の仕事に興味を持って、取り組めるタイプの方が経理職でキャリアアップしやすいでしょう。

責任感が強い方

経理担当者が作成している書類は、経営陣が経営判断をする際とても重要となる報告書類です。
そのため、自分が行った会計処理に責任を持つ必要があります。決算報告書類は、さまざまな数字を集めた書類になるため、１カ所間違うと合計金額に違いなど出てしまい1からやり直しということもあります。そのため仕事ひとつひとつに責任感を持ち取り組める方が経理には向いています。

さいごに

この記事では、経理担当者に向いているタイプについてご紹介しました。
・コミュニケーション能力の高い方
・対人折衝力のある方
・黙々と作業ができる方
・学ぶことが好きな方
・責任感が強い方
経理職は、会社の中でも決して表に出る仕事が多い部署ではありません。しかし会社には無くてはならない重要な役割の仕事です。細かい作業も多く、ミスも許されないため、大変なこともありますが、経営に関わっているということを、肌で感じることができる面白さがある仕事です。

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